最近、YouTubeで「リアルバリュー」という経営者の対談番組をよく観ています。
内容はけっこう専門的で、たとえば今回は「楽天モバイルの今後(撤退か継続か)」がテーマでした。
話している人たちは、ITや経営、金融にめちゃくちゃ詳しくて、難しい専門用語もスラスラ出てくる。それぞれの意見をぶつけ合い議論する。
その会話が面白くて引き込まれるんですが、同時に、心のどこかでこう思ってしまう自分がいます。
「自分は、何も知らないな」
「今まで何してたんだろう」
「大した意見もないから、こんな会話に入れるスキなんて、まったくない……」
正直、凹みます。
しっかりと意見を持った人たちの話って、まぶしくて、遠くて…。
自分がとても小さく見える。
これまで無駄な時間を過ごしてきたんじゃないか、そんな気持ちにもなります。
ただ、今回の「楽天モバイル」の話を聞いていて、ちょっとだけ考えてみたんです。
私は楽天モバイルを実際に使っているんですが、もし本当に撤退したらどうなるんだろう?と。
最初は「まぁ、他のキャリアに変えればいいだけかな」くらいにしか思っていませんでした。
でも、よくよく考えてみたら、すごく面倒なことがいっぱいあることに気づきました。
- キャリアメールで登録したアカウントの変更作業
- ログインできなくなる可能性のあるサービス
- 移行手続きのややこしさや不安
特に怖いのは、アカウントのメールアドレスが使えなくなって、ログインできなくなるリスクです。
今のスマホは、銀行やショッピング、SNS、いろんなサービスの「鍵」になってる。
それが一気に壊れる可能性があるとしたら、それって大問題だと思ったんです。
まとめると
「楽天モバイルが撤退したら、他社に乗り換えるしかないけど、その過程でメールアドレス変更によるログイン障害が起きる可能性がある。スマホが“生活の鍵”になっている今、それはかなり不安だし、簡単には受け入れられない。」
となりました。
たぶん、リアルバリューの出演者たちのように経営視点やデータに詳しくはないけど、
実際にサービスを使っている生活者としての実感や不安には、自分なりの意見がある。
それって、ちょっとだけ「自分の言葉」って言えるのかもしれないな、って思えました。
完璧じゃなくてもいい。浅い考えでも、そこから少しずつ深めていけるなら、
それは自分にとって意味のある成長かもしれない。
そんな風に思えたのは、あの番組を見たからだし、
そして「わからないなりに考えてみた」からだと思います。
今でも、自信があるわけじゃないです。
知識もないし、経営の話もまだ難しい。
でも、「何もできない」で止まらずに、「じゃあ、自分なりに考えてみよう」と思えたその一歩を、
ちゃんと大事にしていきたいと思いました。
このブログも、そんな一歩の記録です。
今回見たYouTubeはこちらです。↓↓↓ ぜひご覧ください。