夏の暮らしに欠かせない「扇風機」。
最近は羽根のないスタイリッシュなダイソンや、空気清浄機能付きの多機能モデルなど、ちょっと未来感のある製品も増えてきましたよね。

たしかに見た目はスマートで、性能も良さそうです。
でも私は、昔ながらの“普通の扇風機”が一番好きなんです。
安くて気軽に使える扇風機
一番の理由は価格の安さ。
数千円台で十分しっかり使えるものが買えるし、もし壊れてしまっても、「また買えばいいか」と思える気軽さがあります。
買い直すときに財布が痛まない。これってすごく大事なことだと思うんです。
高級な扇風機が悪いというつもりはありません。
たしかに静かだったり、やさしい風が出たり、エアコンと連携できたりと高機能。
でも、そういった高機能製品って、壊れたときのショックが大きいんですよね。
生活レベルに余裕がある人には、高級モデルも選択肢としてアリだと思います。
でも、私は“壊れたときにダメージがない”という安心感の方が大切です。
無理して買うものではないと思っています。
押しボタン式扇風機が最強説

扇風機を選ぶとき、私がもう一つこだわっているのが**「押しボタン式」**であること。
よくある「強・中・弱」の切り替えがボタンでできるタイプです。
これ、足で操作できるんです。
ちょっと横着に思われるかもしれませんが、ソファでくつろいでいても、キッチンで手がふさがっていても、足で「カチッ」と押して風量調整、ON、OFFできるのは本当に便利。
ダイヤル式のように回すタイプや、タッチパネル式のものだと、どうしても手を使わなければならない。
でも、昔ながらのボタン式は“なんとなく使いやすい”が詰まっているんです。
「ちょうどよさ」が心地いい扇風機

高級品や最新機能のある家電には確かに夢があります。
でも、毎日使う道具としては、「ちょうどいい」ことのほうが、結果的に満足度が高いと感じます。
昔ながらのシンプルな扇風機。
今年の夏も、カチカチとボタンを足で押しながら、ささやかな涼を楽しみたいと思います。