はじめに|コードのわずらわしさから解放されたくて

これまで使っていたインパクトドライバーは有線タイプでした。性能に不満はなかったものの、とにかくコードがじゃま。
作業中にコードが引っかかったり、届かなかったり、延長コードが必要だったりと、地味にストレスがたまっていました。
そこで「もうコードのわずらわしさから解放されたい」と思い、コードレスのインパクトドライバーを探すことにしました。
私はプロの大工ではなく、あくまでちょっとした棚の組み立てやビス打ち、穴あけなど、簡単なDIYを楽しむ程度。
そんな自分にとって、扱いやすくて価格も手頃なものを探していたところ、KIMOの「QM-3603」にたどり着きました。
バッテリーやビットもセットになっていて、届いてすぐに使えるという手軽さも魅力。
初心者にも優しそうな仕様だったので、これなら大丈夫だろうと購入を決めました。
この記事では、実際にQM-3603を使ってみた感想を、DIY初心者の視点から正直にレビューしていきます。
コードレスのインパクトドライバーを検討している方の参考になれば嬉しいです。
KIMO QM-3603を選んだ理由
数ある中からKIMO QM-3603を選んだ理由は主に以下の2点です。
- コードレスの商品である
- コスパが高く、必要なものが一通り揃っていた
候補にはマキタやアイリスオーヤマもありましたが、実は以前、KIMO製のハンドソーを購入したことがあり、そのとき「思ったよりしっかりしていて、悪くないな」という印象があったんです。
今回も「KIMO製なら大丈夫そうだ」と感じたことが、購入を後押ししました。
開封レビュー|内容物と第一印象
実際に届いたKIMO QM-3603がこちらです。


セット内容は以下の通り:
- ドライバー本体
- バッテリー1個
- 急速充電器
- 各種ビット
- 専用ケース
- 日本語説明書
第一印象は「意外としっかりしてる!」という感じ。
本体は軽すぎず重すぎず、手にフィットするサイズ感でした。
バッテリーも簡単に装着できて、難しさは感じませんでした。
実際に使ってみた感想|DIY初心者のリアルな体験談

私はさっそく、普段よくやる穴あけ作業やビス打ちをするために、KIMO QM-3603を使ってみました。
正直、最初は「ネジが飛び出したらどうしよう…」「音が大きくて怖いかも」と少しビビっていたのですが、実際に使ってみると、音は意外にも静かで驚きました。
ビットもしっかりと固定されていて、ネジがスムーズに締まっていく感覚が気持ち良かったです。
パワーやトルクについては、正直言ってありすぎるくらいでした。
私はDIY初心者なので、普通の作業では全く問題なく使え、トルクの強さも手応えを感じられるほど。
特に固い材質にもスムーズにビスが入っていくので、頼りがいがあると感じました。
ただし、レバーの強弱で回転数を調整する仕組みについては、今まで使っていたマキタ製の有線のインパクトドライバーの方が微調整がしやすく、個人的には良かったかなというのが正直な感想です。
また、付属のビットで作業したところ、先端がナメってしまいました。


個人的にはビットやドリルビットは高品質なものを使った方が、作業効率が良くなるし、道具も長持ちすると思います。
KIMO QM-3603のメリット・デメリット
👍 良いところ
- 初心者でも扱える
- パワーがある
- 手ごろな価格
- ケース付きで持ち運び・収納が簡単
👎 気になるところ
- ビットの質が悪い(別途購入した方が便利)
- ケースの中でパーツがややバラけやすい
- 説明書がやや簡素
地味にうれしかった!作業用ライトの存在

KIMO QM-3603はコードレスで取り回しがしやすく、音も静かで扱いやすい点がとても気に入りました。
DIYや家庭用として十分な性能です。
そして、個人的に地味にうれしかったのが作業用ライト。
今まで使っていたモデルにはライトがなかったので、暗い場所で手元が見やすくなるのはかなりありがたいポイントです。
「おっ、自分もちょっとプロっぽくなったかも?」なんて、作業が楽しくなるような気分になりました。
KIMO製のバッテリー流用ができた!便利すぎる互換性


KIMO QM-3603を使っていると、以前購入したKIMO製の他の工具のバッテリーがそのまま使えることに気付きました。
これがとても便利で、バッテリーを使い回すことで、作業中に途中でバッテリー切れを心配することがなくなりました。
同じメーカーの製品を使っていると、互換性のあるバッテリーが簡単に使える点が大きなメリットですね。
複数のKIMO工具を持っていれば、バッテリーが無駄にならず、コスト面でも非常にお得に感じます。
これまでの工具を無駄なく活用できる点は、KIMO製品を選んで良かったと感じるポイントです。
KIMO QM-3603はこんな人におすすめ
- DIYを始めてみたい初心者の方
- 家具の組み立てや簡単な修理をしたい方
- コードレスを希望の方
- コスパ重視でとりあえず1本欲しい方
まとめ|買ってよかった?KIMO QM-3603のリアルな結論
初めてのインパクトドライバーとして、KIMO QM-3603は大正解でした。
音も静かで、操作も簡単。
トルクも十分にあり、コードのストレスなくDIYを楽しく始められました。
もちろん、プロ向けと比べればスペックは控えめかもしれませんが、家庭で使う分には必要十分。
価格も1万円前後と手頃なので「とりあえず1台ほしい!」という方には、安心しておすすめできる1本です。